生活リハビリとは

生活リハビリの種類

季節により屋内・屋外、関心により個別・集団があります。

手芸:
パッチワーク、カゴ、紙細工などもご希望に応じて製作します。

工芸:
しめ縄など季節に応じた作業を取り入れています。

園芸:
季節に応じた花や野菜を育て収穫します。

料理:
お寿司やお好み焼きを作り、料理を楽しみます。

木工:
ミニ門松や棚作りなども行います。

その他:
※今まで生活の中で行ってきた、すべての生活行為が「生活リハビリ」になります。

 

生活リハビリとは?

ご自分が興味のある手工芸や園芸などをすることで、元気になるという自然な介護、かつリハビリテーションです。
できない事を問題視するのではなく、残された能力の中でその人の「強み」を見いだし、その人らしく生活できるようにする支援です。

※2001年に世界保健機関(WHO)により採択されたICFに基づき、生活機能というプラス面を捉え、各メニューが実施されます。

 

利用者さんの声(書面によるアンケート結果より)

質問1:ズバリ、デイサービスけやき通りは、どんなところですか?

  • 希望どおりにしてくれる。気持ちいい。
  • 学び、遊んで楽しいです。
  • 心がいやされる所です。
  • 私のいやしの所。ホットしています。
  • 楽しいところです。
  • 子どもに連れてきてもらいましたが、楽しく過ごさせていただいています。
  • 明るく利用者を大切にしてくださっています。
  • 楽しみにして毎日来ています。

質問2:デイサービスけやき通りで楽しかったことは、何ですか?

  • 焼きいもをして楽しく、美味しかったこと。
  • 今日のお好み焼きが楽しかったです。
  • 来るのが楽しい。
  • 友達と会話できてとても嬉しいです。
  • いつも楽しく、学び、遊ばせてくれてありがたいです。
  • 一緒におしゃべり。
  • いろいろです。
  • おひるごはん。

 

専門家の声

加茂 永梨佳 氏(NPO法人 学びあい)
作業療法士
「けやき通りには、自然で彩のある生活があります。通っているうちに気づいたら元気になっていると思います。」
ボンジェ ペイター 氏(東京都立大学 作業療法学科)
医学博士・作業療法士(日本、オランダ、イギリス)
「ここでは、他の人と共に、自分らしく。そして、活動の力から、活力を奮い起こしたり,活力を引き起こしたり。」
小林 幸治 氏(目白大学 作業療法学科)
作業療法学博士・作業療法士
「デイサービスけやき通りのある午後の様子を見せていただきました。優しい日差しが降り注ぎ、温かく、木のぬくもりが感じられる部屋と座りやすそうな椅子。興味をそそられる作品や、写真があり、ぱっと目に飛び込む言葉(ポップ)が添えられている展示。初めてお邪魔させて頂いたときに、お部屋に入っただけで身体の余計な力が抜けて、数分いただけで気分が良くなりました。ここは質が磨かれた環境だと思いました。言葉が多くなく、黙々と作業を行っている人も、その熱心さは自ら動きたくなる環境に支えられていると感じました。また、こうした環境はまめな手入れが必要です。これからの高齢者ケアの施設には、ますます作業的環境の質を高めることが求められると思うし、その質を高める仕事の価値が高くなると思います。」